懐かしい話

2021年12月08日

母が亡くなってから叔母が母の若いころの話をしてくれました。鹿児島に住んでいて疎開で輝北の百引に行き、そのまま住むようになったのは知っていました。亡くなるまでずっと百引に住んでいたと思っていたのですが、戦後は東京の名家に行儀見習いに行っていて東京に暮らしている時期があったとの事、帰ってきたときは標準語を話していたそうです。鹿児島弁の母しか知りませんでした。

鹿児島で2番目くらいに美容師の免許を取っていたり、車の免許も鹿児島の女性では2番目くらいに取っていたそうです。私のミーハーは母譲りかもです(笑)

母の思い出の味は「新宿中村屋」のカリーだというのも…晩年に上京の折、叔母に頼んで中村屋にカリーを食べに行ったのだそうです。そうとは知らず2年ほど前、長男夫婦に連れられて「新宿中村屋」でカリーを食べたことがありました。知っていれば母へのお土産話になったのかもしれませんね。

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存命中は日常の話や悩みや愚痴などを聞いてもらうばかりで母の若い頃の話などした事がありませんでした。もっと知っていれば母に対する見方も変わったのかなと思います。

親が居なくなって初めて大切さってわかるものです。この日記を読んでくださってる方には親御さんがお元気のうちに若い頃の話などいっぱいいっぱいお話をしたり、一緒に楽しい時間を過ごしてほしいなと思います。

レトルトですが、母の思い出の味「中村屋のカリー」を買ってきてお供えしました。来年には東京に行く予定なので中村屋でカリーを食べてこようと思っています。きっと母も一緒についてくるかと…( *´艸`)

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posted by diary-kirindou at 23:45 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする