昨夜の「倶楽部綺綸堂 秋の夕べ IN 浩司家」のご報告です。
季節のお味を楽しむ会としての初めての会「倶楽部綺綸堂 秋の夕べ IN 浩司家」は10名の方のご参加を頂きました。
今回の企画にご協力いただいたのは「浩司家」さんです。料理長さんに特別にこの日のためだけのメニューを作っていただきました。
どんなお料理がいただけるのかしらとドキドキワクワクしながら、まずは「ミニ和食のマナー講座」からはじめました。和食を頂く時の注意点とか、箸使いのタブーとか、お箸の取り扱い方、懐紙の使いかたなどを簡単にお教えしました。基本的なことですが、いいお勉強になったとの声も頂きました。でも、お腹がすいて聞いてくださってる皆さんもお教えしている私も気もそぞろだったかも(^_^;)
ミニ講座も終わり、まずは日本酒で乾杯です。
新潟のお酒で「白龍」は甘口でまろやかなお味、「麒麟」は辛口でキリッとした喉越しでした。乾杯なのに飲みすぎたかしら、・・・って、一人で飲んだわけではありませんよ!!
まずは小鉢「かぼす窯いくらみぞれ和え」と「子持ち鮎の甘露煮」です。
かぼすがとっても綺麗な器になっていて、かぼすの風味や大根おろしがいくらをさっぱりとした味わいにしていました。甘露煮の鮎には卵がいっぱい詰まっていました。味が良く滲みていてほろほろっとしていて、まずは前菜でノックアウトって感じでした。(写真を撮ったはずなのですが、なぜか映っていなくてYさんから送っていただきました。)
「松茸と鱧のお吸物」、紅葉麩入りです。
熱々なので湯気のせいで中身がちょっとぼやけたように見えますが。。。本当に上品なお味のお吸物でした。松茸を頂きながら「松茸だ〜」とつぶやいてしまいました(*^_^*)
「お刺身 秋太郎、かんぱち、秋刀魚」です。
お皿も盛り付けも素敵♪左手前は「秋刀魚」、ほどよい歯ごたえもありつつとろけるような柔らかさで臭みも無くて美味しかったです。右手前は「かんぱち」、いつも頂くかんぱちはこりっとした感じを受けるのですが、ふわっとした歯ごたえでした。中央は「秋太郎」、鮪のような綺麗な色、ほどよい柔らかさで、ふだんスーパーで買う「秋太郎」とはまるで別物で、どのお刺身も鮮度が良くて美味しかったです。
「里芋春巻きの皮包み揚げ きのこあん」です。
まずは見た目の可愛さに思わず「綺麗!!」て叫んでしまいました。ペースト状の里芋を春巻きの皮で包んであげてあるのですが、里芋が入っていると知らなかったら「なんのすり身かしら」っと思ってしまう深いお味で、きのこあんとのバランスも最高でした。お店のメニューに加えたら人気になるかもしれませんね♪
「秋鮭と茄子の朴葉グラタン」です。
大きめの塗りのお盆に綺麗に盛り付けてあり、見た目でもウキウキしてしまいました。朴の葉を器に秋鮭を茄子で挟んでグラタンにしてありました。秋鮭は脂が良くのっていてホクホクしていましたし、グラタンのソースはほど良いコクがあり、ちょっと和風なクリィーミーさがなんといえずいいお味でした。一緒に添えてあるのは、揚げた銀杏と里芋におそば(?)をまぶして揚げて栗に見立てたものです。そしてお口直しにほんのり甘くて可愛い柿菓子もありました。
「秋刀魚竜田揚げ」です。
秋刀魚は良くお味が滲みていて、じっくり揚げてあって、身離れも良く骨まで頂くことが出来ました。旬の秋刀魚は脂がのっていて本当にいいお味をしていました。可愛いくて綺麗なお色の銀杏と紅葉はお芋さんを揚げたものでした。かりっ&ほくっとしていました。
最後に頂いたのは「むかごご飯」です。
ご飯は私の好きな硬さの炊き加減でむかごがタップリ入っていました。ホクホクのむかごにほど良い粘りのご飯にあわせていただいた胡瓜のお漬物も美味しかったです。お味噌汁は優しいお味でわかめタップリ、最後までいろんなお味を楽しませて頂きました。
皆さん、とっても美味しそうに食べて下さっていました。お喋りに夢中になっていても、お料理が運ばれてくると一同無口になって食べるのに夢中になってしまうといった感じでしたよ。
写真の皆さんの笑顔を見てくだされば、満足度が伝わってくるのでは。。。
本当にどのお料理も美味しかったですし、初めて口にするお料理もあったりで感激しっぱなしのお食事タイムでした。「このお値段でこんな凄いお料理を食べられるなんて!!」といったお声も頂きました。
季節のお味を堪能していただきたいと思って開催したこの企画でしたが、たっぷりと堪能していただけたようで、まずは第一回は大成功のようです!!だって、とにかく美味しくてお腹いっぱいで、最後は立ち上がるのも苦しかったくらいですから。
土曜の夕方で仕事帰りの方もありましたが、お時間のある方は着物でご参加くださいました。
皆さん、それぞれの方にピッタリのコーディネイトでした。自分で着物を着てのお出かけは初めてだったHさん、妊婦さんでも着物をと頑張っているYさん、アンティーク着物を上手に着こなしているYさん、倶楽部綺綸堂デビューのMさん、小物を上手に使ってコーディネイトを楽しんでいらっしゃるMさん、皆さんとってもすてきな着物姿でした。皆さんの着物姿が秋の宵を一層盛り上げていました〜☆
そうそうマスコミさんの取材もあったのですが、こちらはまた後日お知らせしますね。
とにかく、食べて喋って楽しんで秋の夕べでした。
「浩司家」の皆さん、本当にお世話になりました。いろいろお心遣いくださった店長さん、おいしいお料理を作ってくださった料理長さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
オーナーのY子さん、わがままなお願いを聞いていただき感謝しています。また1月もわがままを聞いてくださいね!!
次回は来年1月、冬のお味を頂くことになっています。今回とはまた趣向を変えての開催ですので、今回ご都合がつかなかった方は次回こそはスケジュールを調整してくださいね(*^^)v
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10月17日「母譲りの着物」
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「綺綸堂」はマンツーマン指導の着付け教室(鹿児島市)で、着付けも承っています。
通常のコース以外に「プロ着付け師コース」「花嫁着付けコース」「男性の着付け」などの講座もあります
posted by diary-kirindou at 15:56
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